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ダッジ・チャージャー

チャージャーの最新カスタム

ダッジ・チャージャーには
ハイレベルなカスタムカーが多い?

ここで紹介しているダッジ・チャージャーSRT8は、
今年のセマショーに出展されていたカスタムカーの中でも、
とくにレベルの高かった1台。かなり筆者好みの車両だ。
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まず何と言っても、ブラック&キャンディオレンジの
ツートーンカラーに塗り分けられたボディが最高美しい。
塗り分け部分のフレイムスのラインも絶妙だし、
ボディの下地処理にも手間と時間をかけているのがよくわかる。
また、在り来たりなバーチカル(ガルウイング)ではなく、
スーサイドをチョイスしているところも好感が持てる。
しかも、純正のドアノブをリロケートしているのだが、
これが実に自然な感じの仕上がりで、ドアを閉めている状態を
パッと見ただけでは、うっかりスルーしてしまうほどだ。
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ホイールは今年のセマショーでやたらと目についた
フォージド(鍛造)の『USW』をチョイスしているのだが、
これまたボディカラーに合わせて美しくペイントされている。
タイヤサイズはF:265/30ZR22、R:335/25ZR22。
チャージャーのカスタムにおいて、22インチというセレクトは
決して大きい方ではないが、そこがまた筆者好み。
カスタムというのは、無闇に大径を履けばいいというものではない。
ホイールやタイヤなんてのは、本来は大きさを競うものではなく、
ボディサイズに対するバランスこそが命だと心得るべきなのだ。
ちなみにこのUSWは、来年は日本でもブレイク確実なので、
足下命のカスタムフリークは今からチェックしておくといいだろう。
ダッジ・チャージャー_a0046234_2313951.jpg

以前にも少し感じたことがあるのだが、アメリカにおける
チャージャーのカスタムカーは全体的にかなりハイレベル。
シャシーを共有する300C、マグナム、チャレンジャーにも
それなりのカスタムカーは存在するのだが、
カスタムの多様性やレベルに関しては、
チャージャーが頭一つくらい抜けてるように思う。
なぜか?
それは多分、兄弟車の中でチャージャーがもっとも
オリジナルデザインの完成度が低いからじゃないかと思う。
スポーティな雰囲気を全面に打ち出してる割に、大柄な4枚ドアだし、
クライスラーの中での位置づけや存在が、どうにも中途半端と言うか…
コンフォートなら300C、スポーツならチャレンジャー、
そして2車の中間がチャージャーってことなんだろうけど。
でも、それだけにカスタムのやり方しだいでは、
ラグジュアリーにもスポーティ(マッスル風)にも仕上げられるし、
その辺の中途半端さが逆にビルダーの創作意欲を刺激し、
数々の名作カスタムが生み出されているんだと思う。
もちろんこれは筆者の勝手なイメージだけど。

ま、いずれにせよ、チャージャーというクルマが、
非常にカスタム映えするクルマであるのは間違いない。
また、エンジンとかシャシーとか、クルマそのものの素性も良いし、
最近は中古車相場もこなれてきたので、最近の筆者は、
誰かに「アメ車を買うとしたら何がいい?」と聞かれたら、
「チャージャーがいいよ!」と答えることにしている(笑)

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by A-power | 2009-12-16 00:03 | アメ車全般
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