人気ブログランキング | 話題のタグを見る

原稿とか文章とか

最近は原稿(文章)を書く機会が少なくなってしまった。

仕事がら企画書とかメールなどは毎日のように書いているし、
Aパワーの休刊後も雑誌編集の仕事は継続しているので、
経費削減のために自分で原稿を書くことはある。
また、付き合いのある雑誌からイベントなどの取材を依頼され、
チョコチョコっと簡単な紹介文を書くこともあるので、
普通の人よりは原稿を書く機会は圧倒的に多い。
ただ、テーマを決めて一定量以上の長さの原稿を書くことは少なくなった。
たぶん、量的にはAパワーを編集していた当時の3分の1くらいだろう。

文章というのは半分は経験。
毎日のように考えながら原稿を書き続ければ、
どんな人間でも、文章はそれなりに上手くなる。
文章が面白いか面白くないか、魅力的か魅力的でないか、
これはセンスに因るところが大きい。
しかし、上手いか下手かという部分に関しては、
練習しだいでどうにでもなる。

編集者の主な仕事は企画&編集だから、
必ずしも文章が書ける必要はない。
べつに自分で上手な文章が書けなくても、
ライターや評論家が書いた原稿を
確実にチェックして修正することができれば
それで事足りるわけだ。
ただ、現実的にはきちんと文章の書けない人間に
他人の書いた原稿の正しいチェックはできない。
結果、編集者というのはライター以上に
文章に習熟していなければならない。
(国語の勉強が必要とも言えるが、これは微妙。
最近は日本語(というか、話し言葉)がかなり変わってきたので、
雑誌の文章は必ずしも正しい日本語である必要はないから)
逆に、ライターや評論家というのは、文章が下手でも、
面白い原稿が書ければいいとも言える。

とまあグダグダと書いてきたが、
要するに仕事で原稿を書く機会が減ったので、
ブログで少しリハビリしようかな、という感じ。
編集者が原稿を書く場合、文体は状況に応じて使い分けるので、
このブログも適当に文体を使い分けてみようと考えている。
by A-power | 2009-04-27 01:39 | 自己紹介
<< エンスー天国 vol.1 ちょっと時事ネタ >>